ヨーロッパ旅行


2000年、夏。
思いきって長期休暇をいただき、念願のヨーロッパへ行って来ました。
イギリススペインポルトガル、12日間の旅です。
多分、最初で最後になるだろう、女ひとり旅。
動くことがキライで、その上、方向オンチときている
こんな私でも、やればできるじゃん!
ってところをお見せしましょう。


 Englandイギリス

2000年
7月15日(土)

お仕事の後、いざヨーロッパへ出発。私は生まれも育ちも北海道のど真ん中、旭川。生粋の道産子。たった1人で行ったことがあると言ったら、せいぜい札幌くらい。飛行機だって1人で乗るのは初めて。ちゃんと目的地に着いて、無事戻って来れるのだろうか?期待と不安で、私のちっちゃな胸はバックンバックン爆発しそう!!

17時30分発のJR特急列車に乗って、まずは千歳空港へ。まだ夏休み前なので、意外と空いている。持ち物は、キャスター付小型ボストンバッグ1個。最初は手荷物を機内持ち込みにするためバックパックにしようと思って、大きめのリュックに荷物を詰めて用意してあったのだけれど、迷いに迷って1週間前にバッグを買った。

なぜかと言うと、旅行会社のお姉さんに「3ヶ国も周ると、空港から空港へ移動する度に重いリュックをしょって歩くのはシンドイですよ」とアドバイスされたから。お姉さん、ありがとう。正解だったよ。小ぶりなので汽車や電車に乗っても足元に置けるし、確かに移動はラクチン。最初は不慣れで持ったままグルグル回っちゃったりしたけど(笑)、これを背中にしょって歩くことを考えたら・・・やっぱ、キャスター付にして良かった〜(^o^)

この日は朝からぐずついたお天気。旭川駅を発車する時には、なんと雷がゴロゴロ・・・ピカッ何だか幸先良くないな〜。もしかして、波瀾万丈な旅になったりして・・・。前日、準備に忙しくてあまり寝てないので、すぐ眠くなる。滝川駅で目が覚めると、まるで滝のようなどしゃ降りの雨。

何のトラブルもなく無事に千歳到着。な〜んだ、簡単じゃん!って、まだまだこれからだけど・・・(~_~;)JAL524便20:35発も定刻通りに羽田着。なんと前から3番目のスーパーシートだった。別に指定したわけでもないのに、これって運が良かったの?周りはビジネスおじさんだらけ。隣席も親切そうな落ち着いた紳士で安心。窓側ではなかったけど、とにかくシートが広くゆったりしていて超快適。国際線もこんなシートだったらいいのにな。

「東京は小雨」とアナウンスされていたけど、着いてみると降ってなかった。夜景がスゴク綺麗。北海道に比べるとやっぱり風が生温いけど、暑苦しいというほどではない。京急線を改札してすぐ22:29発の電車に乗車。品川駅周辺は、11:00を過ぎたというのに若者や旅行客で、めちゃ賑やか。さすが東京は違うネ。

品川プリンスホテルに到着後、フロントでチェックインと明朝のリムジンバスの予約をしてから部屋へ。狭いけど小綺麗なシングルルーム。なんせ、今回の旅行で利用するホテルの中でここが1番高額なのだ。

てなわけで、私の初の海外旅行の1日目の宿泊先は東京(品川)なのであった。

7月16日(日)

朝7時に起床。8:55発のリムジンバスに乗って成田へ出発。料金は3,000円。電車を利用するともっと安いのだが、ちょうど良い時間帯の便がなかった。バスに揺られながら思ったこと。東京は大都会でバカでかい立派な建物が並んでいるけれど、ちょっと裏へ回ると古くてオンボロな風景がいっぱいでゴミゴミした感じ。

歩道にゴザを敷いて寝ているおじさん発見。ホームレスにしてはちゃんとした身なりなのは何故???でも、町の中に海やそこから続いている大きな川があって小舟が浮かんでいるのは、盆地の旭川では絶対見られない光景なので、とっても新鮮。

渋滞にも会わずに10:30頃、成田空港に到着。私の利用するブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のカウンターでチェック・イン。少し並んだけど、そんなに待たされなかった。でも、私が済んで後ろを見ると長蛇の列が出来ていた。早く空港に着いて良かった〜!窓側の席もゲットできたし。

搭乗開始まで1時間以上もあるので、ショッピング街をうろつくことにした。結構、忘れ物があることに気付く。

その1:電子英単語辞書(ヤバ〜!兄ちゃんに貸したまんま)
その2:荷物が増えた時用の大型のビニールバッグ(最後に入れようと思ってて忘れちゃった)
その3:耳せん(以前オーストラリア旅行の時、機内がかなりうるさかったから)

三越のコーナーに耳せんがあったので買う。手で潰して耳の奥に入れて、それが膨張して防音効果となる粘土みたいなヤツ。それから、充電器(デジカメの電池用)に付ける外国用の差込口(プラグ)が1,800円。電池8個でも1,200円するので買ってみた。でも、後から失敗に気付くのだが・・・(T_T)

お湯を注ぐだけで食べれるという乾燥ご飯と、発つ前に叔母から「熱さまシートは持ったかい?」と電話があったので、それも買った。なんだかんだと沢山買って、日本円は残り5千円くらいになってしまった。帰る時、足りるんかい?

ショッピングの後もまだ時間があったので、5階の展望台へ行ってみた。外へ出るとかなり蒸し暑い。でも雨じゃなくて良かった。BAの自分が乗る飛行機を確認する。搭乗口の前まで行って、我家へ電話してみる。皆、元気かな?

12:40頃やっと搭乗。窓側のウィングの辺りで、トイレにも近い。隣りは医療関係の資料を熱心に読んでいる男性。JALの時よりめちゃ狭い。定刻より遅れて13:30、いよいよTAKE OFF!昨日までの雨も上がって、今日は日本晴れ!東京をはっきり見渡せた。青空が気持ちイイ!窓際で良かった〜!!

BAの基調色は。機体もスチュワーデスのユニフォームも機内食の食器類もブルーで爽やか。食事もまあまあ美味しかったよ。さあ、長〜い空の旅、何して過ごそう?昨日あまり寝てないから、耳せんでもして眠ろうか・・・?と思っていた矢先、機内上映が始まった。映画好きの私が見ずにはいられない。

結局、4本とも全部しっかり観てしまった(^^ゞ。ちなみに、タイトルは「グレイ・オウル」「ギャラクシー・クエスト」「ハリケーン」「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」。だから、ほとんど寝てない(せっかく買った耳せんも使わずじまい・・・)

  
これが私の乗った飛行機 BRITISH AIRWAYS   機内食はパスタ&チキン      

イギリスに近づくと、今まで晴れ渡って薄っすらと地上(山や海)が見えていたのが、だんだん雲に覆われてきた。霧のロンドンだから?雨だったらどうしよう?でも、ヒースロー空港近くで低空になると、街の様子が窓から見下ろせた。お城や寺院・美術館などの建物もハッキリと見えた。

小さい頃からの憧れのロンドン・・・夢じゃないんだね?初めて目にするロンドンは、私の大好きなココア色。そんな暖かく甘い色合いの中を、赤や青や白色のカラフルな原色の車が動く。まるで、おもちゃ箱のよう・・・イギリスの国旗の3色だネ。

定刻より早い17:20頃、着陸。生まれて初めてイングランドの地を踏みしめる。さあ、ここからは異国の地でひとりっきりで行動しなければならない。まず、20日のマドリッドからポルト行きのイベリア航空のリコンファーム(予約再確認)をするために、ターミナル4からターミナル2に移動しなきゃいけない。

旅行会社のお姉さんから離れた所にあると聞いてはいたが、どっちの方向かさっぱり分からない?ウロウロしているとインフォメーションがあったので尋ねてみると、ターミナル1・2・3は別館で、歩いて行ける距離ではないらしい。仕方がないから明日、電話でトライしてみることにする。

今度は両替。私は日本の銀行で日本円をポンド建てのトラベラーズ・チェックに替えて持って来た。それを現金に替えようと思う。空港には3つの両替所があるのだけど、どこを利用すれば良いのかな?と、またまたグズグズしていると、もう6時を過ぎている。ヤバい!実はイギリス在住の友達と7時〜8時の間に待ち合わせをしているのだ。

多分、どこの両替所でも同じだろうという結論で、1番近くのカウンターにキャッシュを頼むと、あっさり「OK」。何のことはない、すぐ両替してくれた。やれやれ、最初から聞けば良かったよ。下手な英語でも思い切って質問するのがベストだね。

そうこうしてるうちに、着いてから1時間も経ってしまった。地下鉄乗場に向う通路で、見知らぬ(当たり前か?)イギリス人(多分?)の男性に声をかけられる。これって今考えると危険かも?でも、その時はなぜかホイホイと彼の言葉にノッてしまった。

「One day travel card」を2ポンドで買わないかと言う。友達に、着いたら1日乗車券(確か4ポンド)を買うといいよ、と言われていたのを思い出した。ってことは半額じゃん?「OK!」と財布を見ると今両替したばかりで細かいコインがない。5ポンド札でもいいかと聞くと、お釣りにコインを3枚くれた。

しかし、まだロンドンに着いて間もないので、どれが1ポンドかも分からない。ちょっと不安だったが、チケットもちゃんと使えたし、コインも3ポンドに間違いなかった。ちゃんとした良い人だったんだね。疑ってゴメンよ。チケットはその後何度も利用したので、めちゃ助かっちゃった

地下鉄ピカデリー線に乗って、今日宿泊するホテルのあるEarl's Court駅へ。ロンドンの地下鉄は日本よりちょっと小さめで、通称「TUBE」。乗り心地は札幌の地下鉄とそう変わりないかな?地下鉄と言っても地上を走っている時間のほうが長い。

窓からの景色はやっぱどこか日本とは違う。壁のイタズラ描きのアルファベットも本場モンだなぁ〜と、妙な感心をしてしまったり・・・(~_~;)乗客の服装もどちらかというと質素。でも、どこか個性的で、1人1人が細かいところに気を配っているのが分かる。さすが!

そうそう、空港の次の駅は、なんと「ターミナル1・2・3」だった。降りるべきか、降らざるべきか迷っているうちに通り過ぎてしまった。地下鉄を利用すればすぐだったんだネ。失敗、失敗(^^ゞ

アールズコートには7時頃やっと到着。意外と賑やかな町でビックリ。道路は狭く、SHOPがいっぱい。人がいっぱい。犬がいっぱい。ゴミもいっぱい(笑)しかし、駅のすぐそばと聞いていたのに・・・ホテル探しがこんなに困難だとは・・・トホホ。

何となくカンで歩いていたが、住所にあるCourt field gardenという通りがなかなか見つからない。通りすがりの人に聞いても、誰も知らないと言う。どうなってるの???

困り果てていると、年配のおばさんが向うから声をかけてくれた。地図を見せると、「ちょっと待って」と家に戻ってメガネを持って来てくれた。でも、どうも地図が解りずらいらしく首をかしげている。さかんに「This map is bad」と言っていたが、それでも大体の方向は教えてくれたので、お礼を言って別れ、1人でその方向へ行ってみる。

ところが、なかなか私の宿泊する予定の「QUALITY HOTEL KENSINGTON」が見当たらない。今度は若い女の人に尋ねると、とっても親切な人で一緒に歩いて探してくれた。いろんなお店や他のホテルに聞いてくれて、ぐるぐる歩き回ってやっと辿り着いたと思ったら、なんと、さっきその人と出会った場所のすぐ近くだった。2人で大笑い(^O^)

心配してフロントまでついて来てくれた。感激したので、お礼に持っていたお菓子をあげようと思ったが、遠慮したみたい。でも、何かお礼がしたかったので、バッグのポケットに入れてあった舞妓さんの絵の日本切手を見せると、「Thank you!」と受け取って、にこやかに去って行った。優しい人だったな。私が外国人に頼まれたらあそこまで出来るだろうか?見習わなくっちゃと思ったよ。

チェックインして時計を見ると、もう8時を回っていた。でも、グッドタイミングで友達が現れた。もしかしたら思いきり待たせてるかも?と思っていたので、ホッとした。友達はこっちで写真の勉強をしている。過去に2年間の滞在経験があるので英語はペラペラ。たった2日間のロンドン観光をスムーズにこなせたのは、彼女のおかげである。

ホテル探しで疲れ果てていたけれど、もう時間も遅いので荷物を部屋に置いて、即、街へ繰り出した。まずは、TUBEに乗ってピカデリー・サーカスへ。夜の8時だというのに、まるで昼間のように明るく活気がある。有名な「エロス像」の前は人でごった返している。

ああ、これがロンドンなんだな〜。混雑と騒音の中で私は今、ロンドンの中心地に立っていることを実感する。

少し歩いてから夕食がまだだったので、チャイナタウンで中華料理を食べる。かなりスペースのあるレストランにもかかわらず超満員。それでも1番奥の大きな丸テーブルに相席で座れた。味は・・・まあまあかな?(^_^;)話には聞いていたけど、トイレがあまりにも汚くて絶句!

腹ごなしにナショナル・ギャラリーの横を通って、テムズ川に向ってお散歩しているうちに、そろそろ暗くなって来た。川を越えてウォータールー駅へ。ビッグ・ベンがライトアップされて、夜景が美しい。「ロンドン・アイ」も動いていたようだが、一回りするのにかなり時間がかかりそうなので乗らなかった。

もう11時だというのに、観光客の数はいっこうに減らない。私達は歩き疲れたので、明日また会う約束をしてTUBE乗場で別れた。さぁて、ここからは私1人。

ところで、私は飛行機の中でほとんど一睡もしなかったので、昨日午後1時半に日本を発ってから、日本時間で言うと次の日の朝8時頃までずっと起きていた計算になる(日本とイギリスの時差は9時間)。つまり徹夜だったのだ。だから、1人で地下鉄に乗って緊張しているはずなのに、何度も眠りこけそうになって、危うく乗り過ごすところだった。

でも、アールズコートに着いてから真っ暗な夜道をホテルまで歩かなきゃならない。来た時みたいに道に迷ってウロチョロなんてしてたら何事が起こるか計り知れない。気をしっかり持って、ドキドキしながら早足でホテルへ戻った。無事、部屋に着いたらホッとして、荷物整理もろくにせずにバタンキュー。

ロンドンはめちゃくちゃ疲れ知らずの町だ。。。

7月17日(月)

朝は5時半に目が覚めた。バンザイ、晴れ昨晩、荷物の整理が中途半端だったので、片付けながら朝食の時を待った。このホテルは、今回の旅行料金の中に含まれていた2泊分サービスを利用した。ヨーロピアンスタイルの小ぢんまりしたホテルで、外観は最近手直ししたらしく洒落た構えだが、中の造りは古いままで、ちょっとカビ臭い匂いがした。

8時頃、朝食のため地下のdining roomへ。日本人客が多いと聞いていたわりには、周りは外人さんばっかし。とまどっていると、女の給仕さんが案内してくれた。簡単なコンチネンタル・ブレックファスト(パンと飲み物)と聞いていたが、ベーコンやソーセージや卵料理も置いてある。給仕さんが勧めるので取り分けてから気が付くと、壁に「5ポンド」と書いてあった。「やられた〜」と思ったけど、美味しかったから、まっいいか(~_~;)

10時半頃、友達がホテルまで来てくれる。一緒にTUBEに乗って、バッキンガム宮殿を観光するためにビクトリア駅へ。ちょうど11:30から衛兵の交替式が始まった。平日だというのに、もうめちゃくちゃスゴイ数の・・・

子供の頃、よくイギリスの写真集を眺めていた。バッキンガム宮殿へいつか行ってみたいと思っていた。私は今、そこにいる。夢が実現したんだネ。あたしゃ、本当に幸せモンだヨ。。。

   
衛兵の交替式   BUCKINGHAM PALACE

次にウェストミンスター寺院と、昨日夜景を見た国会議事堂(ビッグ・ベン)へ。日中見ると、また違った趣。近くの公園をテムズ川に沿って歩く。中学生らしき団体を見かけるが、日本と同じような制服を着ていた。意外にもロンドンの学生は制服着用なんだって。

友達にインターネットカフェを教えてもらう。私は日本ですでにhotmailのアドレスを取得しておいたのだが、うっかりパスワードを控えてくるのを忘れてしまって、ちょっとてこずったけど、何回か打ち込んでいるうちにやっとつながった。早速、我家にEメールを送ってみる。45分間で5ポンド。

電話ボックスで昨日できなかったイベリア空港のリコンファームに挑戦。しかし、早口で何を言っているのかさっぱり解らず、結局、途中から友達に代わってもらった。う〜ん、電話はジェスチャーが効かないから難しいよ〜(~_~;)

お腹が空いてきたので、トラファルガー広場の近くのセント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会の地下のカフェで少し遅い昼食。田舎風ポテトスープとアップルプティングのランチセットを注文。パンもついて3.99ポンドと安くてボリューム満点。しかも、味も手作りっぽくて美味しい!

内装も素敵で、オシャレなおみやげコーナーもあって、めちゃお気に入りに!ガイドブックでチェックしていなかったけど外観もとってもイイ感じの教会だった。私の絶対イチオシ!

ST.MARTIN IN THE FIELDS

 
    
DOUBLE DECKER   MARKET

真っ赤なダブルデッカー(2階建バス)に乗ってショッピング街へ。地下鉄1日券でバスも乗れるし、好きな所で乗ったり降りたりできる。ロンドンは様々な人種がいる。東洋人もよく見かけるが大抵、韓国人か中国人のようだ。インド人がかなり沢山いる。サリーを纏ったそのまんまの格好でケータイを持ってしゃべっている姿は、ちょっと不釣合いな気がするけど・・・

オックスフォード・サーカス付近で1度降りてみる。「ベネトン」でトイレを借りたが、ここは珍しくキレイだった(^_^;)通りのところどころに小さい屋台(マーケット)が出ていて、おみやげや野菜やフルーツが美味しそうに並べられて売られている。UNDERGROUND(地下鉄)マークのTシャツを買う。

仕事柄、サウンドショップ「HMV」を見学。老いも若きも大勢のお客さんで繁盛していた。BGMはかなりのボリューム。日本のTSUTAYAのユニフォームと同じポロシャツを着ていたのにはウケた。ロンドンのCDは全てOFF価格になっている。オアシスの「BE HERE NOW」を6・99ポンドで買った。安い!

またまたダブルデッカーに飛び乗って、ボンドストリートで降りる。ちょっと高級そうなショッピング通り。でも、ちょうどバーゲンの時期で、洋服や下着・靴など、可愛いのがいっぱいで思わず嬉しくなってしまう。

今回は買物が目的の旅行じゃないのだから、見るだけヨ・・・とは思いつつ、ついにサンダルをクレジットカードで買ってしまった(^^ゞ英国製ではなくてイタリア製だったけど、お値段は35ポンド(5,500円くらい)これまた安い!

人気のデパート「マークス&スペンサー」をぐるっと見て回って、ホトホト歩き疲れたので食料品街のフロアにあるカフェで一服。もう6時を過ぎていた。夜はホテル近くのナイツブリッジで「ハロッズ」や自然史博物館やロイヤル・アルバート・ホールも観たかったけど、この調子じゃ無理みたい。

それでも一応TUBEで駆けつけたが、やっぱりハロッズはちょうど7時で閉店したところだった。残念。SHOPは7時で閉まるところが多いので、足もだるくなったし、近くのパブ(名前忘れてしまった)で少し早いが食事することにした。昨日の中華料理店とはうって変わってめちゃ空いているけど、昔っぽくて落ち着ける雰囲気。友達とも今日でお別れなので、ビールとフィッシュ&チップスで乾杯!

そして、別々のTUBEで「さよなら」。9時過ぎてたけれど、もちろん外はまだ明るい。昨日は1人ぼっちの帰り道ちょっち怖かったけど、今日はもう平気さっ(^o^)アールズコートからホテルまでの道のりもやっと慣れたし、少しゆっくり景色を楽しみながら帰途についた。

部屋へ戻ってちょっとベッドに横になったら、12時くらいまで眠っちゃった。疲れたんだネ。でも、明日の用意をしなきゃ。デジカメの電池も残り少ないので充電器を使おうと、空港で買った差込みを合わせてみるとバッチリ合った。良かった〜!と思ったら、ロンドンは日本と電圧が違うことに気がついた。変電機が必要なのであった。またまた失敗、失敗。。。

眠いのをガマンしながらシャワーを浴びて、洗濯してバタンキュー。明日はマドリッドだ。。。

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