■2001.9.26■

アジアンテイストを味わいに、初めての香港へ3泊4日の格安ツアーで行って来ました。
ツアーと言っても正味2日間の香港滞在の1日目は観光付だけど2日目はフリーという比較的自由行動が多い旅でした。実はネットでいろいろ調べたら、観光付はブランド物等のショッピングに連れ回され買わずにいられない状況に陥ったりするから注意!となっていたので、ちょっぴり心配だったのですが、思ったほどの強引さはなかったので、食事付の1日観光コースにして良かったかなと思っています。食事代もバカにならないし、何と言っても移動がバスで苦労しなくて済むのがラクチンですね。とは言っても香港は土地が狭いから端から端でもそんなに距離はないんですけどね。

北海道からの出発なので1日目はまるまる潰れちゃいます。朝10時に旭川を自家用車で出て高速道路を通って千歳には予定通り12時半頃到着。今回は初めて空港付近の駐車場を利用してみました。4日間で2,500円のところネットで申し込んだので約1割引で2,200円でした。あとガソリン代が2,000円程度と旭川〜千歳間の高速料金が3,600円(軽)×2=7,200円で、2人だと特急列車利用するよりちょっとだけ安いかな?

13:30発のJALで16:00成田着。去年のヨーロッパ旅行の時と違って羽田着じゃなかったので移動に時間が取られなくて良かった。しかし、17:30発のはずの飛行機が何かのトラブルで1時間遅れで離陸。まあよくあること、とは思いつつ着陸が夜中になるかも?とちょっと不安。でも香港の時差はたった1時間、日本より早まるだけだからあまり違和感はなかったです。

お楽しみの機内上映は「初恋のきた道」と「ブリジットジョーンズの日記」。どちらも面白かった!今回は前座席の背にテレビ画面が付いている飛行機で、画面はちっちゃいけど自分の観たい番組を選べるという優れもの。新機種なのかな?こんなの初めて。空の旅はどんどん技術開発されてサービスも満点で、あとは運賃がもうちょっと安くなれば言うことなしなんだけどなぁ。

到着してすぐ空港で日本円を少しだけ香港ドルに両替して、現地係員の指示に従って送迎バスに乗ると、係員さんが空港よりも若干良いレートで両替してくれることが分かって、ちょっとがっかり。なので残りのお金を全部お願いした。係員さんは日本語がとっても上手でビックリ!!日本人のツアーコンダクターもこんなに外国の言葉を流暢にしゃべれるだろうか?すっかり尊敬のまなざし(@_@)

 
 

仕福徳酒店(STANFORD HOTEL)

宿泊先は九龍半島の旺角(モンコック)という所にある「スタンフォードホテル」。指定ホテルのうち一番ランクが下だったのでちょっと心配だったけど金額の割にはまあまあだったと思う。そりゃあ世界最高と言われるペニンシュラホテルなんかに比べると及ばないだろうけど、部屋の中は豪華ではないけど清潔でそれほど狭くないし、予算が少ない時はここで充分落ち着けると思います。

さて、この旺角という所、東京でいうなら下町、「女人街」「花園街」などと呼ばれる出店が延々と続くお祭り通りがすぐ近く。もう真夜中の12時過ぎだというのにめちゃくちゃ賑やかで人がワンサカ溢れている。ロンドンやマドリッドでも皆夜遊びが好きなんだな〜って思ったけど、香港はその比でない。もう、どこからこんなに人が湧き出てくるの〜〜〜?!って感じです。しかも平日・・・つまりこれが毎日続いているのかと思うと・・・ただただ唖然(OoO;)

 
活気のある旺角「女人街」の夜
 

街並はゴミだらけで汚い。ここでも日本の几帳面さが思い知らされる。赤信号ももちろん無視。なんと通りの壁に優香ちゃんのポスター発見!ちょっとエッチな感じの女の子達と混ざって、あれは絶対に優香ちゃんだよ〜こんな所にボロボロになって何枚もベタベタと貼られているなんて、本人が知ったらさぞかし・・・(-_-メ)セブンイレブンでコーラ5HK$(約75円)とビール7HK$(約105円)を買う。物価は安いみたい。明日の朝食用に買った揚げパンがほどよい甘さで美味しかった!

■2001.9.27■

早朝7時にロビーに集合なので目覚まし時計を6時に設定して、7時ちょっと前にそろそろ部屋を出ようと窓から外を見るとまだ薄暗い?なんかヘン??と思ったら、またやっちゃった〜〜〜時差を合わせるのを忘れてた〜!去年マドリッドでも同じ失敗をしてるのに・・・おバカじゃ〜(^^ゞでも、今回は1時間早かった。だから5時に起きちゃったってわけ。それにしても、外はちょっと暗すぎる。日の出が遅いんだな〜。

今日はまる1日バス観光。他のいろんなホテルに宿泊している20人くらいの日本人がグループになってゾロゾロ、いかにも観光客って感じだけど、さすがに同じアジア系だから固まって歩いていてもそんなに浮かない。てゆうか、どこ行っても人がいっぱいではっきり言って団体でも目立たないです。九龍の一番の繁華街、尖沙咀(チムシャツォイ)を通り過ぎ海底トンネルを渡って香港島へ。周りには高層ビルがニョキニョキと林立していて圧倒される。♪アッア〜果ってし〜ない〜♪大都会だ(笑)

 
 
香港會議展覧中心新翼(新コンベンションセンター)

まずは灣仔(ワンジャイ)にあるコンベンションセンターへ。ここは97年に香港が英国領から中国へ返還になった時のセレモニー会場となった有名な国際的な建物。曲線的なフォルムが美しい。時間が早かったせいかまだ開館前だったようで、唯一営業していた入り口付近のコンビニで買物をしようとしたら、掃除のおじさんがお客さんに何か怒鳴っている。「こらっ、どけろ」とでも言ってるのかな?やれやれ・・・

次は映画「慕情」の舞台として有名な海岸、淺水灣(レパルスベイ)へ。この辺はどちらかというと西洋の雰囲気。犬を連れた白人さんをよく見かける。ガイドのアルバートさんによると香港島のこの地域は裕福な外国人が多く住んでいるらしい。ここの砂はヨーロッパやオーストラリアの白い砂と違って赤っぽくて粗い。中国風な帽子を被った清掃人が洋風な景色に溶け込んで何とも妙だけどイイ感じ。お天気も良くってラッキー(^^)v

そこから少し歩いて今度はガラッと変わってモロ中華な寺院へ。原色使いのキッチュな建物や像が、なんかカワイイ。そろそろ観光客が増えてきて、物売りのおじさんやおばさんも一生懸命。「しぇんえん、しぇんえん」と道行く人に呼びかける。売ってるものは扇子とライター。よっぽど日本人の観光客がカモなんだろうな〜。そのわりに周りにあんまり買っている人いなかったみたいだけど・・・日本人もだんだんケチになってきたのか?(もちろん私も買わなかったけど)

 

REPULSE BAY(レパルス・べイ)の海岸

観音像の下に写っているのが扇子売りのおばさん
 

バスでビクトリアピークの山頂へ。これまた変わった形のピークタワーという建物。しかしこれまた10時ちょっと前だったから?まだ開いてなくて、ウィンドウ越しに中のおみやげ屋さんとかを覗いただけ。石や木製の素敵っぽい小物とかが置いてあって残念(T_T)下りはピークトラムという電車に乗ったんだけど、なんと後ろ向きに急勾配を結構なスピードで落ちていく感じ。初めての体験だ。ひっくり返りそう!!

 
ビクトリアピークの山頂にあるピーク・タワー
過去無事故が自慢(じゃなきゃ困る?)のピーク・トラム
 
 
 
ズターフェリーから香港島を眺める

下山すると中環(セントラル)からスターフェリーに乗って九龍へ戻り、「美心大酒楼」というレストランで飲茶の昼食。セットメニューだったので出されるままに食べてたけど、いろんな種類が少しずつ試せて良かったかも。プリプリのエビがたっぷり入った餃子が一番美味しかったかな。こっちの餃子は皮が日本と違う。透明な感じで柔らかいの。あっ、あとマンゴープリンも食べたヨ!この手のデザート大好きな私にとっては超満足なお味でしたっ)^o^(

午後からはもっぱらショッピングコース。宝石工場、漢方薬店、シルク・革製品のお店を廻ってお疲れさん(~_~;)あんまり興味がないのでつまんなかったけど、思ったよりしつこく勧誘されるようなことはなかったのでちょっと安心。シルクのお店でおみやげにスカーフを買いました。チャイナドレスもやっぱ本場もんは綺麗で可愛いのがいっぱいあったよ。一度は着てみたいかな〜なんて、ちょっと思った。

今度は街からちょっと離れたところにある「黄大仙廟」(ウォンタイシンミウ)というお寺へ。もう香港の人々の信仰心にただただビックリ!日本であんな賑やかなお寺見たことないもん。平日だというのにすご〜い数の人だかり。しかもお年寄りだけじゃなく若者までも真剣にお祈りしている。。。う〜ん、それだけ不幸な人が多いのか?それとも困った時は神頼み(?)精神の人が多いのか?わからん・・・祈ることもない私が幸せってことなのかも・・・

 
願いが叶う(?)黄大仙廟
いろいろなお供えを持ち寄りお祈りする香港の人々
 

尖沙咀のホテル街での夕食の前のひとときをDFSギャラリアでショッピング。ここは1Fはブランドショップだけど2Fは香港らしいおみやげが沢山あって楽しめました。ブランド品は全く興味ないわけでもないのだけれど、今回は予算の都合でカット(とほほ)買物目当てならバーゲン時期を狙った方がいいみたいだし・・・(っていいわけ^^;)ここではお菓子や、一目見て気に入ったネコのストラップを携帯用に買いました。値段は日本と同じくらいで35hk$(500円くらい)。

 
 
慣れた手つきで麺打ちのパフォーマンスを披露(北京楼)

夕食は「北京料理」「広東料理」「四川料理」「海鮮料理」の中から選べるコースで、やっぱ中国は北京ダック食べなきゃということで「北京楼」というレストランで北京料理を食べた。冷房設備が整って広くてこぎれいなお店で味もまあまあでした。北京ダックは一羽まるごと甘じょっぱく味付けたものをナイフで削いで、それをクレープみたいな皮に野菜と一緒に巻いて食べる。店内では若いコックさんの麺打ちの実演も披露してくれる。ついでに後ろで北京ダックを削いでいるボーイさんもカメラを意識してて可笑しかったデス。

さてさてホテルへ戻ると10時半に「足裏マッサージ」の出張サービスを頼んでおいたので、それまでの空いた時間また近くの女人街に繰り出した。相変わらずスゴイ人波!今日は端から端まで歩いてみたけど、はっきり言ってガラクタみたいなものばかりで大して良い品物は売ってない。それでも龍の絵柄のボールペンとキティちゃんの爪きりを値切って買った(~_~;)香港はキティちゃん大流行で、どこへ行っても若者の人気者!

足裏マッサージはガイドさんに頼んでホテルの部屋へ直接来てもらった。30分で200hk$(約3,000円)。何ヶ所か「いってぇ〜〜!」(>_<)ってところがあったけど悲鳴あげるほどでもなかったヨ。その度にマッサージ屋さんが日本語で「腸!」とか「肩!」とか悪い箇所を教えてくれる。あっという間だったけど、気持ち良くってうとうと・・・観光で疲れたせいもあってすぐ寝ちゃいました。こんなの日本の生活じゃきっと経験できないだろうねぇ、シアワセ〜(*^.^*)

■2001.9.28■

 
早朝からたくさんのお客さんで賑わう花園街街市
 

1日フリーなので、朝は少しゆっくり・・・もしてられない。今日で実質観光は終わりだから、目一杯いろんなところへ行かなくっちゃ!ということで、まず旺角近辺の朝の顔を見てみようと通りへ出た。女人街の屋台はすっかり片付けられている。これがまた夜になったらさっさと組み立てられて商売の顔を現すんだろうな〜地下鉄駅のそばの「花園街街市」という市場へ入ってみる。早朝から大勢の人で活気に溢れている。ありとあらゆるものが置いてあるが、豚や鳥の内臓から皮まですっかり余すところなくぶら下がっているのはちょっと異様な光景。

実はここでガイドブックに載っていたお粥屋さんで朝粥を食べようと思っていたのに、間違って違うお店(喫茶コーナー)に座ってしまった。一生懸命お粥が欲しいと伝えたつもりが伝わらなくて、やっと分かってくれたと思ったら「うちにはない」だって・・・ショック!(゜ロ゜;)仕方なくモーニングセットみたいなのを頼むと、どんぶりにゆでたマカロニと青菜が入った汁物とサンドイッチとミルクティーが出てきた。トホホ・・・救いは店員さんが必要以上に愛想が良く始終ニコニコ顔だったので、希望は叶わなかったけどまあ気分は悪くなかったデス。

 
 
ニョッキリとそびえたつビル

地下鉄(MTR)に乗って香港島の中心地、中環へ。チケットの自動販売機は路線図の画面の行き先を指で押すだけで簡単。料金は11HK$(約170円)と安い。中環は超高層ビルがびっしり建ち並び交通量もハンパじゃない。颯爽と早足で通り過ぎる人々もやっぱり九龍とはちょっと違う洗練された雰囲気だ。交易廣場(バスターミナル)からタイミング良く発車するところだった香港仔(アバディーン)行きのバスに乗る(4.7HK$)。慌てていたので乗降口付近に座って降りてから2階建てと気付いた。せっかくだから帰りは階上に乗らなきゃ・・・シッパイシッパイ(・_・ゞ

   
歩道橋から見た車の往来が激しい香港経済の中心地、中環
   
 
 
香港仔の水上生活者のなごりが・・・

終点の香港仔駅で降りると、ここはまた今までと一味違った海辺の街という感じ。昔は水上生活者の船が浮かぶ港町だったらしいが今ではもうほとんどその面影はない。実は映画「燃えよドラゴン」のブルース・リーがハンの要塞島へ向かう港がここだったんだってさ。無料送迎船に乗って水上に浮かぶレストラン「珍寶海鮮舫」(ジャンボ)へ。ブルース・リーがかつて渡った海を今私も渡ってるのね?感慨深いゾ。。。

ジャンボはいかにも中国!って感じのきらびやかでド派手な造りのレストラン。かなり広いスペースでそんなに混んでなかったけど、1時頃には徐々に昼食の飲茶を食べにお客さんが増えて来た。前日と違って自分で注文しなきゃならないので、ちょいとてこずった。やっぱりここもお粥はなかった。。。(--,)しかし、蜜汁叉焼包(肉まんみたいなやつ)3個で14HK$と皮蛋叉焼酥(ピータン入りミートパイ)3個入で17HK$が美味しかったです。ボーイさんも親切だったし、レジの真っ赤なチャイナドレスのお姉さんが色っぽかったヨ。

 

水上レストラン「JUMBO」(船上から写しているので斜めになってしまった...

豪華絢爛なJUMBOの店内(ちょっと悪趣味?)
 
 
 
帰りに乗った黄竹坑から中環行きの2階建てバス

お腹いっぱいになったところで、今度こそ2階建てバスの上階最前列に座って(笑)中環へ戻る。さて、ここからが問題だ。映画好きな私は「恋する惑星」に出てくる街中を動く歩道、「ヒルサイド・エスカレーター」に是非とも行ってみたい。地図上では中環駅近くの恒生銀行の内に出発地点があるはずなんだけど?誰に聞いても知らないふう?ヒルサイド・エスカレーターとは言わないのかも?やっとのことで多分昼休み中の若いOLさんに教えてもらって辿り着いた(;^_^A 感激!!!

なんてことはない普通のエスカレーターなんだけど、屋外の坂を昇っていくところがやっぱりここでしか味わえない魅力かな。映画を観てなきゃどうってことなかったのかもしれないけど・・・フェイ・ウォンがトニー・レオンのアパートからエスカレーターを見上げるシーンを思い出しながらこっそり浸ってました(笑)。もっと延々と続くかと思っていたら意外と10分もかからずに終点へ着いてしまった。それとも途中だったのかも?

 
Hill Side Escalator(ヒルサイド・エスカレーター)中間地点
 

エスカレーターを降りると小さなお店がズラーッと並ぶちょっと西洋風な街並。この辺は「SOHO」と呼ばれる地域で、小粋なレストランや洒落たバーやカフェ、ギャラリーや骨董品店やじゅうたんのお店など、眺めて歩くだけでも“o(* ̄o ̄)o”ウキウキ♪ここで言うSOHOは「South of Hollywood Road」の略で、在宅ワークを意味するSOHO(Small office Home officeの略)とは全然関係ないみたいです。悪しからず。

しかし・・・気温が30℃もあるので汗ダラダラ・・・そんな時は通りすがりにあるコンビニスーパーへ立ち寄ると冷房がガンガン効いてて生き返った心地。スーパーの中に日本の商品がたくさんあるのに驚く。ここ本当に香港?きっと香港は狭いからほとんどの品物を外国からの輸入でまかなっているんだろうな。キティちゃんに次いでドラえもん o((=゜ェ゜=))o人気も負けてない!シールとかいろんなグッズが売ってたヨ。

 
 

映画「恋する惑星」の舞台となったサンドイッチ店「MIDNIGHT EXPRESS」

 

ハリウッドロードに沿って歩いていくと、またまた「恋する惑星」の舞台となった蘭桂坊(ランカイフォン)に辿り着く。金城武も訪れたフェイウォンが売り子で働いていたサンドウィッチ屋さん「ミッドナイトエクスプレス」がそのまんまそこに建っているのだ。ちょっと回りくねった道を歩いて歩いて、お店を発見した時はチョー嬉しかった〜〜〜(T_T) うるうる。でも、店員さんもお客さんも誰もいなかったので買物はできなかったです。

そろそろ夕方になってきたので地下鉄で灣仔のコンベンションセンターへ向かう。ここは前日外観しか見れなかったので、今日は夕食まで少し時間があったので広いセンター内を見て回る。しっかし、あまりに広くてめっちゃ疲れた〜〜。でも、ここの「TDCデザインギャラリー」で惹きつけられてしまったのがアラン・チャンデザインの紅茶(69HK$)とコースターセット(65HK$)。なんかとってもオシャレでそれでいてあったかくて、とにかくどうしても欲しくて買っちゃいました。ところが、これがいわくつきの買物になってしまうのであった・・・。

 
多分上海ガニ(?)の身がいっぱいつまった甲羅揚げ
 

コンベンションセンター内には何軒かのレストランがあるのだけれど、迷ったあげく1Fの「金紫荊」というお店で最後のディナー(帰国してからテレビで知ったけど、あのV6も利用していた!)。純粋な中華料理というよりホンコン風洋食海鮮料理って感じで、味はイマイチだったけど上海ガニの甲羅揚げみたいのが一番美味でした(1人238HK$)。帰りは灣仔からスターフェリーに乗ってメインイベントの香港百万ドルの夜景を堪能する。ほんの5分くらいの船上のエンタティンメントなのだけど、本当にめちゃくちゃ綺麗でした。感動の一瞬・・・もう1回見に来たいなって本気で思ったヨ。

九龍半島に戻って尖沙咀から地下鉄に乗って旺角の1つ手前の駅、油麻地(ヤウマテイ)で降りる。実は1つやり残したことがあるのです。百老匯電影中心(ブロードウエイ・シネマテーク)というシネマ・コンプレックス内にある「小龍館」、つまりブルース・リー記念館を訪れないことにはファンとしては日本へは帰れない。ところがですよ、ショックなことに行ってみると改装移転中だったのです〜〜(泣)

がっかりぐったりでネイザンロードをホテルに向かって歩いていると、偶然にもはりがみに書いてあった移転先のショッピングセンターを発見!!!あたしゃあきらめませんヨ。せっかく大好きだったブルース・リーの故郷へやって来たんだもん。何かゆかりのものを見っけて帰らんことにゃ〜ってなことで、エスカレーターを昇っていくと・・・あった!ありました!!でも、そこも結局まだ準備中で完成していませんでした。トホホ・・・だけど、きっと天国のブルース・リーが私をここへ導いてくれたんだな〜って勝手に思い込んでいる夢見る乙女(?)なのでありました。

 
やっと辿り着いた入り口には「改装準備中」のはりがみが・・・
日本では見かけないポスターも本場ならでは?
 
 
 
今はちゃんと私の手元に・・・でも、まだ飲んでないアラン・チャンの紅茶

歩き疲れて、しかもお腹いっぱい胸いっぱいでボーっとしていたのか・・・なんと、レストランにお気に入りのアラン・チャンの紅茶とコースターを置き忘れてきちゃったのです〜〜〜Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ〜ん!!ホテルに着いてから「困ったことがあったら電話して」と言われていたガイドのアルバートさんに助けを請うと、レストランに電話を入れてくれて、やっぱり忘れ物としてとっておいてくれたので根性で取りに行くことに。。。だってあきらめきれなかったんだも〜ん(連れには「バッカみたい」とののしられた^^;)いやはや〜なんとも忙しい1日でした。ホテルに戻ったら死んだよーに眠りこけたヨ、もう。

■2001.9.29■

あっという間に4日目、香港に「さよなら」です。朝粥食べれなかったのが心残りだけど(まだ言ってる)、ここならなんだか気軽にまた来れそうな気がする。因みにこのツアー料金、1人たった6万円だった。北海道から名古屋往復するのとそんなに変わらない。時期外れを選べばもっと安いかもしれない。いつかまた来たいな・・・そしたら今度は必ず朝粥食べようっと(笑)

帰りの飛行機は土曜日なので結構混んでた。しかも香港は10月1日から「中秋節」というお祭りで、日曜日から3連休になるらしい。なので休みを利用して旅行へ出かける人達が多かったみたい。千歳空港まで一緒の香港人も何人かいた。北海道へ遊びに来たんだね「ようこそ!」狭い土地に窮屈そうに肩寄せあって暮している香港の人々に、是非北海道の雄大な自然を体験してもらいたいと心から思う。きっとビックリするヨ〜!!

しかし・・・ちらっと覗いた香港人の手にした北海道の旅行ガイドブックに「熊出没」のしるしがついていたのには笑っちゃいました・・・(^_^;)

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